5月の連休が明け、慌ただしい日常が戻ってきました。
朝から晩まで業務に追われる日々のなか、ふと空を見上げると、今年もあの小さなお客さまがやってきています。

そう、燕(つばめ)ちゃんです。
毎年この季節になると、決まって事務所の軒先に姿を見せ、せっせと巣を作りはじめます。泥をこねこね、草をペタペタ。朝から晩まで忙しそうに飛び回るその姿に、妙な親近感がわいてしまいます。
実は私も、いま家づくりの真っ最中。
間取りや収納、採光に風通し……決めることは山ほど。気づけばこちらも泥まみれ(気分的に)になりながら、着々と“住まい”を作っています。
燕は「巣まい」、私は「住まい」。
文字は違えど、どちらも命を守る大事な場所。
ちょっと借景をいただいた気分で、燕ちゃんの奮闘を眺めながら、私も今日も業務に奮闘!
お互い、いい家ができますように。
——って、うちの外壁、今年も汚されるんだろうなあ。
小さな命が安心して過ごせる場所。
大切な人と共に暮らす場所。
それぞれの「巣まいつくり」に、静かにエールを送りたくなる、そんな5月の朝でした。

営業・マイスター/鶴亀 秀和