こんにちは!
今日は、ちょっと特別なホテルに泊まって感じた「照明って大事だなぁ」という話をしたいと思います。
先日泊まったのは、琵琶湖の近くにあるサンクチュアリ―コート高島というラグジュアリーホテル。
名前からしてすでに“高級感”があるのですが、実際に行ってみたら想像以上に上品な空間でした。

中でも特に印象的だったのが、照明の使い方💡

客室に入ると最低限の間接照明で、うす暗い、けど落ち着く感じの照明計画になっており、
入った瞬間”高級感のある内装だけど、どこか落ち着く”印象を受けました。
でもそれが不思議と嫌じゃない。むしろ、光が“いるべきところにだけある”って感じで心地よさを感じる空間でした。
例えば、天井からどーんとライトを照らすのではなくて、壁や床、家具の後ろからふわっと間接的に光が漏れてる感じ。

この“あえて照らさない感じ”が、すごく上品で、心が落ち着く、ラグジュアリーな空間を演出しているなと。
ベッドの傍には、読書用の小さなライトもあって、必要なときだけピンポイントで明るくできるのも便利で、たまに住宅でも採用するのですが改めて便利さを実体験する機会になりました。
寝室は特に、一日の半分を過ごすリラックス空間。
日中の活動モードとは反対に、副交感神経をリラックスさせるためにも照明の照度を落とすことで、脳が「そろそろ寝る時間だな」と認識し、睡眠に必要なメラトニンの分泌が出やすくなり睡眠の質を上げることができます。
私はどちらかというと、明るいより薄暗い空間が全体的に好きなのでお風呂も電気を付けず、夜も間接照明で過ごすことが多いのですが、寝つきが悪い方や睡眠にお悩みを抱えておられる方は、寝る時間から逆算して少しずつ照明照度を下げ、寝る前のスマホも控えることを意識するといいかもしれません。
住宅関係のお仕事をしていると、つい出先の内装や意匠を見てしまうのですが色々なところに様々なアイデアが転がっていたりするので日々勉強だなあと思った今日この頃です。