こんにちは!営業の後藤美月です。
おうちづくりをしていく中で、「断熱材って何がどう違うの?」と一度は気になったことがある人は多いはずです。
とくに多くのお客様が比較されるのが、「吹付け断熱」と「ロックウール」。
どちらも住宅でよく使われる断熱材ですが、性能や特徴、施工方法などに違いがあり、どちらが向いているかはご希望や建物の条件によって変わってきます。
今回はそれぞれの特徴を、わかりやすく整理してご紹介します。
「吹付け断熱とは?」
吹付け断熱は、現場で液状のウレタン樹脂を壁や天井に吹き付けて発泡・硬化させる断熱方法です。
建物の形状に関係なく、すき間なく断熱材が密着するのが特徴です。

〇メリット
・隙間なく施工でき、気密性・断熱性が高い
・柱や梁まわりなど、複雑な形状にも対応
・施工スピードが速く、工期短縮につながる
〇デメリット
・固まってしまうため、改修や撤去が難しい
・施工中は臭いや安全対策が必要
・取り合い部分の丁寧な処理が必要
「ロックウールとは?」
ロックウールは、玄武岩などの鉱物を繊維状に加工した断熱材で、壁や天井にマット状に敷き詰めて使います。
長く使われてきた伝統的な素材のひとつです。

〇メリット
・不燃材のため、耐火性能が高い
・吸音性があり、音を抑える効果も
・一部の交換や差し替えがしやすく、メンテナンス性が高い
〇デメリット
・隙間ができやすく、施工精度に左右される
・湿気に弱く、断熱性能が落ちやすい
・繊維が肌に触れるとチクチクすることも
実は…
モデルハウスでは「吹付け断熱」を採用しています!
それぞれの断熱材に良さがありますが、モデルハウスでは、気密性と断熱性能のバランス、そして現場での安定した施工品質を重視して、吹付け断熱を採用しています。
この仕様は、現在建設中のモデルハウス(2025年11月半ば完成予定)でもご体感いただける予定です。
実際の室内温度の違いや快適性を、感じていただけます✨
断熱材は、目に見えにくい部分ですが、快適な暮らしと光熱費に大きく影響する「縁の下の力持ち」です。
ご家族のライフスタイルや将来のメンテナンスも見据えながら、最適な選択をお手伝いできればと思います。
おうちづくりをしていく中でご不明な点や気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。