おとくにエリア(長岡京・向日市・大山崎)で家づくりを検討される方の多くが、最初に悩まれるのが「土地がなかなか決められない」という点です。
良さそうに見える土地でも踏み切れない、そもそも良い土地が見つからない、建物との予算配分が決まらない。こうした迷いは珍しいことではなく、ごく自然に起こるものだと思います。
土地探しが難しく感じる理由は、「情報が足りないから」でも「良い土地が少ないから」でもありません。一番の要因は、土地と家づくりが完全に別の場所で進められていることだと思います。
多くの方は、土地は不動産会社で探し、家は住宅会社で考えます。
この“分業”の中では、土地に対して家づくりの視点が入らず、判断すべき材料が整わないまま選ばざるを得ない状況が続いてしまいます。
光の入り方がどうなるのか、周囲の視線はどの程度気になるのか、駐車や玄関の位置が無理なく成立するのか、建物にどれだけ予算をまわせるのか。
こうした本来必要な判断軸が欠けたまま土地を比較しても、迷うのは当然です。
リヴの家では、この分断を最初から取り払うことを大事にしています。
土地と家づくりを“別々のもの”として扱わず、一つのプロジェクトとして同じ視点で考えていきます。
まず、LIVグループ内には不動産会社「リヴ不動産販売」があり、おとくにエリアの土地情報を幅広く把握しています。地元ならではの事情、価格の妥当性など、土地を見極めるために必要な材料が揃っています。
土地探しの出発点の質が、ここで大きく変わります。
次に、いきなり候補地を見るのではなく、暮らしの話から始めます。
どんな時間を大切にしたいのか、どこにいるときが一番落ち着くのか、10年後・20年後でも変わらず大事にしたいことは何か。
こうした“暮らしの軸”が見えてくると、土地や家づくりの優先順位が自然と整理されていきます。
土地を先に探すのではなく、暮らしを先に描く。
この順番を整えるだけで、迷い方が大きく減ります。
気になる土地が出てきた段階では、その土地の個性を丁寧に読み解きます。
日当たり、風の通り、隣家との距離、視線の抜け、道路とのつながり。
こうした条件を踏まえながら、「ここで暮らしたときの景色」が見えるようにしていきます。
窓から何が見えるか、ソファに座ったときにどこに視線が抜けるか、朝と夕方で光がどのように変化するか。
土地を“数字”ではなく“暮らしのイメージ”として捉えられるようになると、判断に必要な軸が揃います。
土地が見えてくると、間取りの方向性、必要な仕様、無理のない資金計画などが逆算ではなく“自分たちの暮らしにとって自然なライン”として整っていきます。
家づくりは、土地を買ってから始まるわけではありません。
土地を読み解くところから、すでに始まっています。
まだ具体的な土地が決まっていなくても、相談いただく段階としてはむしろちょうど良いと感じています。土地・建物・予算のバランスは、早い段階のほうが整いやすいからです。
おとくにでどんな土地が自分たちに合うのか。
考えていることを、まずは気軽に話していただければと思います。
そんな視点で、家づくりを考えたいと思っています。
\ 2時間完結!土地探し+プラン作成+資金計画まで♪/
設計/奥田 渉
